ヲタクであるということ。
わたしはヲタクのみなさんの文才をはじめとしたあらゆる能力が好きで、文才に限ればどっちかというと普段はレポではなく日常を綴っているのを見るのが好きだ。
ヲタクのみなさんの私物(それもヲタ活に使える)、知恵等である。
コンサートについてだったとしてもレポよりは遠征記を読むのが好きだ。
わたしはというと元々文系で、仕事でも日々の仕事の一つとして文を書いているため毎日のように書いていても全く苦にならない。
ヲタクの世界でプラスの意味で有名な方には教養がある方が多いように思うし、周りにもそのタイプが多い。一般からの印象はおそらくかなり乖離していると思うが、実際は20代以上のヲタクは本をよく読んでいる人が多い印象である。
当然全てを犠牲にして、勉強よりもアイドル!で生きている(生きてきた)人もいるわけだが、やはりレポ一つとってみてもボキャブラリーの数も言葉の選び方も全く違う。
一言で言えば同じ楽しかったという感想であっても、
『○○やばい!ちょーかっこいい!』
しか書いていないレポは、中学生の頃であればいざ知らず、少なくとも今20代のわたしにとっては陳腐なもので、流してしまう。
高校時代、正直あまり真面目に授業を聞いていなかったわたしだが、授業中何をしていたかというと暇になるとJUMPの日本語の歌詞を全英訳して遊んでいた。(無駄に単語を覚えた)
遠征であらゆる地域に詳しくなり、地元でもないのにどこに行っても道を聞かれる人間になった。(そして答えられてしまう)
ちなみに大学受験で文系が地理を使える場面は多くないのだが、(事実わたしは使う機会もなく)授業を流し聞きしていただけで当時地理の全国偏差値はまさかの75であった。
全ては遠征や公演行きたさに、日常から趣味で地図帳を眺めていたことによる。
真面目にやってきたとは言えないが、それでも勉強せずにヲタ活ばかりという人もいる中で、ヲタクであることが勉強面にもしっかり生きたタイプである。
古文単語はただ覚えるよりもゴロで覚えるよりもイメージだった。
昔『らうたし』という単語は知念のイメージだと聞いたことがあり、言葉の意味を全部覚えたというよりも【らうたしイコール知念】と覚えて都度知念をイメージしていた。
ヲタクであることはやりようによってはモチベーションにもなれば、勉強に対する姿勢を変えるのにも役立つ。
現役の学生には是非上手くヲタクであることを生かしてほしい。
そしてわたしの目標は言葉を輝かせられるヲタクになることである。